プラグインのスキャン¶
Zrythmは起動時にプラグインをスキャンし、閉じられるまでそれらのプラグインを覚えています。Zrythm は LV2 と VST の両方のプラグインを対応していますが、LV2 は推奨される標準です。
ちなみに
Zrythm の実行時に NO_SCAN_PLUGINS=1 を渡すことにより、プラグインのスキャンを無効にできます。
LV2 スキャン¶
Zrythm は、ここ で指定された標準パス内のLV2プラグインをスキャンします。この動作を回避するには、LV2_PATH
の環境変数を渡してカスタム パスを指定します。たとえば、LV2_PATH=~/custom-lv2-dir zrythm
を指定します。
VST スキャン¶
UNIX では、Zrythm は次のパスで VST プラグインをスキャンします。
~/.vst
~/vst
/usr/local/lib/vst
/usr/lib/vst
この動作を回避するには、VST_PATH
の環境変数を渡してカスタム パスを指定します。たとえば、VST_PATH=~/custom-vst-dir zrythm
.
注釈
lib
は、ディストロに応じて lib64
に置き換えられます。
Windows では、Zrythm は、``VST plug-in locations on Windows <https://helpcenter.steinberg.de/hc/en-us/articles/115000177084-VST-plug-in-locations-on-Windows>`_ で指定されたパス内のプラグインをスキャンします。
C:\Program Files\VSTPlugins
C:\Program Files\Steinberg\VSTPlugins
C:\Program Files\Common Files\VST2
C:\Program Files\Common Files\Steinberg\VST2
VST プラグインのスキャンには時間がかかるため、Zrythm はスキャンされた VST プラグインを記憶し、この情報を <<ZRYTHM パス>>/cached_vst_descriptors.yaml
に保存します。新しいプラグインは、各起動時にスキャンされ、以前にスキャンされたプラグインの再スキャンを強制するには、このファイルを削除または編集することができます。